Approach
開発の進め方について
プログラミングは専門ではありません。ここに挙げたツールは、私がプログラミング言語を学んで書いたものではありません。現場で困っていることを AI に説明し、話しながら「何を作るか」を決めて、作ってもらったものを試しては直す、という進め方をしています。細かい仕組みの部分は AI に出してもらっており、専門的な中身まで私の言葉で説明できるわけではありません。
ただ、実際に使えるところまで持っていくのは、AI に頼めば全部やってくれるという話ではありません。意図どおりに動かないところを洗い出して、どう直してほしいかを AI に伝える、というやり取りを何度も繰り返しています。使っていて思いついた機能を足すこともあります。iPhone で画面が暗くなると録音が止まってしまう、書き出したファイルを Excel で開くと文字化けする。そういう問題も、作ったあとに使いながら一つずつ直しました。
何を作るかを決めて、実際に使って不便なところがないかを調べ、直ったことを確かめる。この部分は自分でやっています。現場を知っていればこういったものが一人で作れる、という例として見ていただければ幸いです。
開発にあてる時間を作るための環境も、同じ進め方で整えています。外出先から iPhone で自宅の Claude Code に指示を出せるようにしており(Claude Code の公式機能を使っています)、外出前に必要な準備が揃っているかは、バラバラだった確認作業を1画面にまとめた自作の Mac アプリで確かめています。確認の手間をひとつの画面に集約するという作り方は、業務でツールを作るときと変わりません。
使っているツール
- Claude Code
- 実装、修正、実機やブラウザでの動作確認
- Claude
- 何を作るかの相談、設計の検討、文章の作成
- Gemini API
- 製品に組み込んで、書き起こしの清書や応対の採点に使用
- Gemini
- アイコンや記事用の画像生成
- Obsidian
- 判断の経緯と手順を記録し、AI に前提として読ませる
以前は Cursor も併用していましたが、使い分ける理由が見つからなかったため、現在は Claude Code に集約しています。Claude Code が利用上限で止まった際には、Codex に同じ資料(Obsidian の要件定義と作業記録)を読ませて開発を引き継いでおり、AI が読める形で残してあるため、ツールが変わっても作業を続けられます。